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株式(27)外国株式 米国株式 リターンは米国に・リスクは世界で

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米国株式市場の特徴と魅力やリスクなどを、日本の株式市場と対比しながら見ていきたいと思います。

まずは、米国市場の概要はこちら↓↓(4つ前のページです)↓↓

米国市場 世界の中でも圧倒的な規模を誇る市場です

米国市場  いろいろなルールが日本と違います

米国市場はNY市場とNASDAQ市場の2大証券取引所がメインになります。

取引時間て こんなに違えられるものなんだ?

取引き時間は、米国東部時間 09:30~16:00です。昼休みはありません!海外ドラマなどで、証券トレーダーが昼食を取りながらモニターを見ているシーンがありますが、納得です。あいつら休まないんですね。

そして、取引時間の前後にプレマーケット1時間半とアフターマーケット4時間があります。え? 12時間ぶっとおし? 証券会社に勤めていた人なら皆?思うかも知れません。「死んじゃうよ」と。プレマーケットとアフターマーケットは、銘柄によって出来高は少なく、指値注文に限りますが、通常通り取引き出来ます。

米国はサマータイム制度を採用しています。米国のサマータイムは、3月の第2日曜日 午前 02:00~11月の第1日曜日 午前 02:00までです。この期間は、日本時間にすると1時間早くなります。

米国の取引時間の日本時間です。

プレマーケット 米取引時間 アフターマーケット
米国時間 08:00~09:30 09:30~16:00 16:00~20:00
日本時間(11月~3月) 22:00~23:30 23:30~06:00 06:00~10:00
サマータイム(3月~11月) 21:00~22:30 22:30~05:00 05:00~09:00

日本の取引時間の米国時間です。

日本取引時間
日本時間 09:00~15:00
米国時間(11月~3月) 19:00~01:00
サマータイム(3月~11月) 20:00~02:00

その他の日本との違いをいくつかあげます

売買単位  売買代金はそれほど違いませんが、分かりやすいです

米国株は単元株がありません。すべて1株単位で買えるので分かりやすいです。1株の価格はまちまちで、数百円~数十万円する銘柄もあります。あまり安いと、手数料が気になるところですが、SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、最低手数料が撤廃されている証券会社もあります(2020/4現在)。

値幅制限  注意が必要です

ストップ高、ストップ安がありません。ただし、変動が激しい時には、個別銘柄にもサーキットブレイカー制度はあり、リミットアップ(ダウン)と呼ばれています。取引きを一時中断する、日本でいうところの板寄せです。

四半期決算って ずっと決算発表してるイメージです

決算は、3、6、9、12月の四半期決算です。日本でも、外国人投資家に配慮する形で四半期決算が普及してきました。決算の前後には、事前予想や決算を受けてのアナリストレポートなどがあるため、四半期決算だとずっと決算をしている感覚です。株価形成の基本は決算なので、真当と言えばこれ程真当な事は無いのですが、疲れます。本決算は12月の企業が多いです。

日本では、決算発表の時に発表企業が今後の見通しなども発表しますが、米国の決算発表は見通しなどは発表しません。余計な事を言うと訴訟リスクが増えるのでしょうか。将来の予想は、アナリストのお仕事になります。

基軸通貨のメリットってでかすぎます

米ドルは世界の基軸通貨なので、決算が為替に左右されにくい等の大きなメリットがあります。

そして、基軸通貨の特権で、通貨発行のメリットは米国に、インフレ対策は米ドルを使う世界の国々でする事になります。

↓↓基軸通貨について詳しくはこちら↓↓

基軸通貨 それは最強国家の特権

英語圏  鶏が先か卵が先か

「アメリカが先か英語圏が先か」。「アメリカが英語圏だから英語圏が強い」という面もありますが、国民の殆どが英語が話せると言うのは、日本には無い大きなアドバンテージです。

↓↓英語圏について詳しくはこちら↓↓

英語圏のアドバンテージ

アメリカから見た外国株式 ADR(米国預託証券)

米国における外国株式は、日本企業も含め、新興国や欧州の株式を、ADR(米国預託証券)という形で、多くの銘柄が取引き出来ます。

↓↓ADR(米国預託証券)はこちら↓↓

ADR(米国預託証券)

日本でも外国株を取引きする時に、取引きのある証券会社で、新興国や欧州の株式を扱っていなくても、米国市場を扱っていれば、ADR(米国預託証券)という形で取引き出来る銘柄もたくさんあります。

日本市場と米国市場  過去30年の株価の推移の影響

日本とアメリカでは、直近30年間の株価の推移が違います。これが日本人とアメリカ人の投資マインドに大きな違いをもたらしています。

日経平均株価は、1989年末に38,915円を付けた後、ざっくりと10,000円弱から20,000円強の株価を行ったり来たりしています。指数に投資して大きな含み益を抱えている人は少ないのではないでしょうか。

人間とは現金なもので、含み損を抱えた資産に目を通すのは、1週間も続けたら嫌になってきます。しかし、含み益のある資産は、毎日でもニヤニヤと眺めていられます。証券会社にいた頃の経験からすると、自分の資産が含み益になった途端に動き出す投資家は、非常に多いです。本当に多いです。「おまえ株価見てたんかい!?」と突っ込みたくなるような投資家まで動き出します。ツンデレと言う奴でしょうか。

対して米国の株価指数は好調です

米国の指数は、ダウ工業株30種平均、NASDAQ総合指数、S&P500などが有名です。

ダウ工業株30種平均はNYダウの事です。ダウ・ジョーンズ社が算出しています。単純平均株価です。構成銘柄は、アメリカを代表するような大企業30銘柄です。特に工業株に絞られている訳ではなく、色々な業種が採用されています。不定期に入れ替えが行われていますが、過去を見てみますと、1~3年に1銘柄位のペースでしょうか。ニューヨーク証券取引所の銘柄だけでなく、NASDAQ市場からも選ばれています。抜ける企業も採用される企業も巨大企業なのですが、おや?と思いませんか? NYダウはここ30年で10倍位になっています。そう、巨大企業の平均株価が10倍位になっているんです!凄いですよね。

NASDAQ総合指数はNASDAQに上場している全銘柄を対象にしています。1971年2月5日の時価総額を100としてスタートしました。時価総額加重平均株価です。こちらも、ここ30年で20倍位になっています。

S&P500は信用格付け機関のスタンダード&プアーズ社が算出しています。NY証券取引所とNASDAQの双方から、合計500社を選び算出しています。時価総額加重平均株価になります。こちらも、ここ30年で10倍位になっています。

米国株特有のリスク  実はあまりないんです

株式特有のリスクや外国株式特有のリスクというのはありますが、米国株特有のリスクというのは、実はあまり思いあたらないんです。強いて挙げれば、米ドル安やテロの標的になりやすい事位かと思います。

米国で何か問題が起こると、それに関連した近隣諸国の方が、大きな影響を受ける印象があります。サブプライムローンの時のギリシャや、リーマンショックの時のヨーロッパなどです。トランプ大統領が何か発言してもそうですね。

世界経済は繋がっています。大企業が大打撃を受けた時をイメージして下さい。子会社や関連会社が破綻したり、従業員がリストラにあったりしますが、いち早く立ち直るのは、多くの場合、当の大企業ですよね。そして、何か良い事があった時、恩恵の大きいのも大企業です。そんなイメージです。これも、米国株に投資するメリットかと思います。

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次回も、米国株式 各種指標や統計についてです。

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