投資とリスク

投資をしないリスクって何?資産の基準はお金ではなく物価です

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前回までは「投資は必要なのか?」について考えてきました。今回は、「投資をしないリスクって?」について考えていきたいと思います。

リスクの基準は円?

投資をする時にリスクがあるとかないとか考えると思うんです。

で、日本人で日本に住んでいれば、当然その基準はほとんどの場合、自国通貨の円になると思うのです。増えたとか減ったとか・リスクがあるとかないとかの基準って円ですよね。

でも、ちょっと知っておいていただきたいことがあります。

我々は円ベースで、増えたか減ったか・元本保証とかリスクがあるとかないとか考えます。アメリカ人はアメリカの自国通貨のドルベースで、増減を考えます。各国自国で使っている通貨で増減を考えています。

では、アメリカに引っ越したら?円資産はその日を境にリスク資産になってしまうのでしょうか。違いますよね。最初からリスク資産なんです。

便宜上、円ベースで増えたか減ったか考えていますが、我々は家に住み、布団で寝て、食べ物を食べて、自動車や電車に乗って移動するのです。お金に住んだり、お金を食べたり、お金に乗って移動するわけではないのです。

最終的にはお金をモノやサービスにかえて生活をしています。なので、基準は円ではなく「モノやサービス」ということになります。

しかし、将来にわたり必要なモノやサービスを、すべて手元に揃えて置くことはできません。通貨や何かしらの代替え品で持つ事になります。リスクはなくせません。リスクは「あるない」ではなく「どんなリスクがどれくらいあるのか」で考えましょう。

 

さて、もし自分が「金融資産をすべて米ドル建てにしましょう」とか「豪ドル建てにしましょう」とか勧められたらどう思うでしょうか。

私はリスクは取るべきだと思っていますし、分散投資はそれほど好きではないのですが、それでも、「単一通貨に全額投資はないでしょう」と思います。

ところが、「リスクは取らない」と考えている方々は、そう思うが故に、円という単一通貨に全額投資をしているのです。

しかも、株式などリスク資産も持っていないのであれば、銀行預金などを通じてほぼすべて日本国債ということでしょうか。

日本居住でしたら土地建物も円建てですね。

高度成長期、高金利で、しかも為替が360円から120円まで急激に円高に向かっていた時代ならわからなくもないのですが、今はそんな理由もありません。

投資をしないリスクって何?

「投資はしない」とお考えの方、知らず知らずのうちに金融資産の大半を日本国債に投資していませんか?

投資をしないリスクとは、基準をモノではなく円においてしまっているがために、円に集中投資してしまっていることです。

円の値下がりリスクやインフレリスクに対応できていないということです。

円の値下がりリスクとは、例えば輸入品です。

もの凄く端折った説明ですが、例えば為替が1ドル110円であればアメリカから輸入している1ドルのオレンジは110円で買えますが、円が暴落して1ドル200円になれば1ドルのオレンジは200円出さないと買えないということです。

将来必要なモノをすべて溜めこんでおけるわけではないので、モノを基準に考えると必ず投資が必要になります。円やドルなどの通貨も投資対象ということになります。

モノを基準に将来に備えようとすると、インフレヘッジが必要になります。インフレヘッジとはモノの値段が上がったらいっしょにお金が増えるようにすることです。

株を買うのもインフレヘッジの1つです。日本は20年以上インフレとデフレを繰り返してきました。なので、インフレヘッジはあまり必要なかったのですが、今、日本政府は景気が良いということでインフレ政策を取ろうとしています。

好景気のインフレは良いのですが不景気のインフレはスタグフレーションと言ってデフレより恐ろしいとされています。それはそうですよね、収入が増えないのにモノの値段は上がるんですから。

投資収益をうまく享受できていない者にとっては厳しい時代になるということでしょう。

投資収益や不労所得に近い副収入を育てて、将来に備えましょう。何もないのであれば間口は広く取っておくべきだと思います。

 

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