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為替とFX(9)バイナリーオプションはラダー・レンジ・タッチ

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前回はシステムトレード、今回はバイナリーオプションです。バイナリーオプションは各社システムトレードほどの大きな差はありません。

バイナリーオプション(バイナリー)は良い意味で出来る事が限られている

FXも投資の初心者が始めやすい投資ですが、バイナリーオプションはFXに比べても、さらに初心者に優しい設計になっています。ただし、ここでの話は国内業者の話で、海外業者やバイナリーの自動売買などは全く別の話です。

バイナリーのざっくりとした取引きの流れは、

  1. エントリーのタイミングを計ってチケット(100円弱から1,000円弱)を購入する
  2. 途中売却した方が良いと思うタイミングがあれば途中売却する
  3. 判定時刻まで持った場合、成否によってペイアウト(1,000円)を受取るかチケット代を損する

大まかにこんな感じです。この内、投資家が能動的に動けるのは1.と2.です。

1.エントリーのタイミングは受付開始から受付終了まで。

2.途中売却は成功しそうならば売らなくて良い。

3.判定時まで持った場合は何もしなくて良い。

これがバイナリーです。特に3.の「決済のタイミング」は投資の一番難しい所なので、これをしなくて良いというのは初心者にとっては、大きなメリットかと思います。

対してFXは、1.エントリーのタイミングは全くの自由。2.3.決済のタイミングも全くの自由。推奨はしませんが売らずに持っておく事も出来ます。

また、バイナリーはエントリーをした時点で終了時の最大利益額と最大損失額が確定するので、1回1回の資金管理も簡単です。これも初心者にとっては嬉しいポイントです。

以上の通りバイナリーは、FXに比べて出来る事、考えなければならない事が非常に限られています。

勝つための努力を限られた項目に集中出来るので、初心者にとってはやりやすいのではないでしょうか。

FXとバイナリーの違いをゴルフに例えるならば、初心者がフルセットのゴルフクラブを持って、「どれを使ったら良いかわからない状態」でラウンドするよりも、ハーフセット、人によっては5,6本のクラブでラウンドした方が、「楽しめて基本を覚えるのも早いだろう」という話に似ています。

ゴルフが為替投資で、フルセットがFX、ハーフセットがバイナリーです。決してゴルフ自体が簡単になるという事ではなく、初心者から中級者にいたる過程の選択肢の問題です。

どのくらい頑張ればいいの?

受付開始後のある時点のチケット代が円安チケットが560円・円高チケットが490円だったとします。両方購入するとペイアウト1,000円に対してチケット代が1,050円かかります(この条件はまちまちです)。

つまり、この条件のチケットを毎回片方づつ相場観をまじえずに購入していくと、2回当たり5%(50円)、1回当たり2.5%づつ損して行く計算になります。

つまり、相場観を身に付けてこの2.5%を回収していけば良いことになります。当たる確率の高そうな方のチケットの価格が高くなっている為、単純に21勝20敗で良いと言うわけではありませんが、ほんのちょっと勝率を上げられれば良いと言うことです。

努力するポイント

バイナリーで努力するポイントは、「約2分~2時間先の為替とその間の高安を予想できる相場観を身に付ける」これだけです。

決済のための努力は必要ありません。エントリーで目標レートとタイミングを決めるためです。

なにか詐欺のような口調になってしまいましたが、これだけ完璧に出来ればバイナリーは勝てます。というか、バイナリーに限らず何でも勝てます。ただ、残念ながら完璧には出来ません。6割方出来るとか7割方出来るとかでしたら良い感じです。

FXなどでしたら、残りの3割4割をはずす前提で、受付終了後の値動きに備えておかなければなりません。そうしないと決済で損失を拡大させたり、利益を取り損なう畏れが大きいためです。

しかし、バイナリーにその努力は不要です。なにしろ決済の時間(タイミング)も金額も決まっているのですから。

バイナリーをメインにやるのなら、的を絞った努力が出来ます。

バイナリーをどんな人に勧めたい?

「バイナリーはどんな人に向くのだろう?」と考えて、しばらく思い付きませんでした。

万人に向く商品設計なので、好き嫌いはあるでしょうが、むしろ向かない人の方が珍しいのではないかと思います。

向かない人を強いてあげれば、短期売買の嫌いな人や、少しでもコストが高い事が気になる人でしょうか。

特に勧めたい人はというと、

  • バイナリーを知って「面白そう!」と思った人。「好きこそものの上手なれ」です。
  • 同時に色々なことを考えると、考えがまとまらなくなってしまうような人。
  • 決済や損切りが苦手で、まずはそれ以外の部分からレベルアップしていきたい人。

などはバイナリーから始めると良いと思います。

 

ラダー・レンジ・タッチ取扱い業者一覧(表)

バイナリーはラダー・レンジ・タッチの3種類があります。

このブログで紹介しているFX業者でバイナリーを扱っている業者は、ラダー型は各社取り扱っていますがレンジ型は3社タッチ型は1社しか取り扱っておりません。

ラダー レンジ タッチ
GMOクリック証券 外為オプション
DMMFX バイナリーなし
マネーパートナーズ バイナリーなし
SBIFXトレード バイナリーなし
FXプライムbyGMO 選べる外為オプション
みんなのFX(トレイダーズ証券) みんなのオプション みんなのオプション
YJFX! オプトレ! オプトレ!
ヒロセ通商(LIONFX) LION BO
インヴァスト証券 バイナリーなし
IG証券 FX以外、株価指数・原油などあり
外為どっとコム 外貨ネクストバイナリー
FXTF バイトレ バイトレ バイトレ

バイナリーの具体的な取引きの流れは、

例) 受付開始(9:00)→受付終了(10:58)→判定時刻(11:00)→ペイアウト

の流れで1日数回取引きがあります。

受付開始~受付終了までの間は何度でも購入・転売が出来ます。購入・転売の代金は直ちに、ペイアウトの代金は速やかに決済されます。

初めのうちは、エントリー→失敗しそうなら転売・成功しそうならペイアウトまで保有で良いと思います。

慣れてきて「もう一度波が来る」と思ったら転売→再購入に挑戦してみても良いかもしれません。

ただし、転売と再購入を繰り返す事をメインに考えるのはお勧め致しません。あくまでも大きな値幅が取れそうな時だけです。

オプション価格というのは、実質的価値と時間的価値で構成されています。

時間的価値は判定時刻が近づくにつれて0円に近づいていきます。これもコストになるため、売買を繰り返すならばFXの方がコスト的に有利なためです。

また、バイナリーオプションの時間的価値は2時間以内と非常に少ないため時間的価値の構成要因であるボラティリティはエントリーのタイミングでのみ考慮に入れれば良いかと思います。(時間的価値、ボラティリティなどのオプション価格の詳しい事は、後ろの方にまとめてあります)

それぞれのタイプはどんな見通しの時にエントリーしたら良いのかまとめました。

ラダー型  最も一般的なバイナリーオプション

取扱っているFX業者は多くバイナリーを扱っている業者ならほぼ取り扱っています。

取引きの流れの中で、それぞれの時間にする事は、

  1. 受付開始~受付終了までに、目標レートを決め判定時刻の為替がそれより円安か円高か予想し選び、チケットの枚数(1枚最低100円弱~1,000円弱)を決めて購入(投資資金=最大損失)。
  2. 受付終了までは転売・再購入可(価格変動する)。
  3. 判定時、当たればペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえ、外れれば投資資金が0円(最大損失)になる。

例1)現在の為替レート105円・目標レート106円で買い(円安)でエントリーする場合

判定時刻に106円より大きく円安になると思う時です。判定時刻限定なので判定時刻に向けて円安トレンドが発生すると思う時です。

アウトオブザマネーなので単価は安く(利益大)、また、ボラティリティが高い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。

理想を言えば、ボラティリティはこれから上がって来そうだが、今は低いというタイミングが良いです。

例2)現在の為替レート105円・目標レート106円で売り(円高)でエントリーする場合

判定時刻に106円よりは円安にならないと思う時です。円高になると思う時も含みます。

インザマネーなので単価は高く(利益小)、また、ボラティリティが低い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。

理想を言えば、ボラティリティが高く、これから下がって来そうなタイミングが良いです。

例3)現在の為替レート105円・目標レート104円で売り(円高)でエントリーする場合

判定時刻に104円より大きく円高になると思う時です。判定時刻限定なので判定時刻に向けて円高トレンドが発生すると思う時です。

アウトオブザマネーなので単価は安く(利益大)、また、ボラティリティが高い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。

理想を言えば、ボラティリティはこれから上がって来そうだが、今は低いというタイミングが良いです。

例4)現在の為替レート105円・目標レート104円で買い(円安)でエントリーする場合

判定時刻に104円よりは円高にならないと思う時です。円安になると思う時も含みます。

インザマネーなので単価は高く(利益小)、また、ボラティリティが低い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。

理想を言えば、ボラティリティが高く、これから下がって来そうなタイミングが良いです。

エントリー時の状況と利益の関係

現在レート(例105円) 目標レート(例106円)より円安 目標レート(例106円)より円高 目標レート(例104円)より円高 目標レート(例104円)より円安
目標レート 例107円 利益大 例107円 利益小 例103円 利益大 例103円 利益小
良い見通し 円安トレンド トレンドなし・円高トレンド 円高トレンド トレンドなし・円安トレンド
状況・利益 アウトオブザマネー・利益大 インザマネー・利益小 アウトオブザマネー・利益大 インザマネー・利益小
ボラティリティの高い状況 成功率高・利益小 成功率小・利益大 成功率高・利益小 成功率小・利益大

レンジ型  判定時に範囲内に収まるか収まらないかを予測します

ラダー・レンジを両方取り扱っている会社はみんなのFX・YJFX!です。

みんなのFXの最新の説明・口座設定はこちら→ みんなのFX

みんなのFX

ラダー・レンジ・タッチとも取り扱っている会社はFXTFです。

FXTF(FXトレードフィナンシャル)の最新の説明・口座設定はこちら→ FXトレード・フィナンシャル

らくらくFX

ラダーとの違いは、1.の部分が、1.レンジ(値幅)を決め、約2分~2時間後の判定時刻そのレンジの範囲内(イン)か範囲外(アウト)かを予想し選びチケットの枚数(1枚最低100円弱~1,000円弱)を決め約定(投資資金=最大損失)。

2.以降はラダーと同じです。

  1. レンジ(値幅)を決め、約2分~2時間後の判定時刻そのレンジの範囲内(イン)か範囲外(アウト)かを予想し選びチケットの枚数(1枚最低100円弱~1,000円弱)を決めて購入(投資資金=最大損失)。
  2. 受付終了までは転売・再購入可(価格変動する)。
  3. 判定時、当たればペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえ、外れれば投資資金が0円(最大損失)になる。

例1)現在の為替レート105円・レンジの範囲104円~106円で範囲内(イン)でエントリーする場合

為替の動きが小さく、判定時刻に104円~106円の範囲内に収まると思う時です。

インザマネーなので単価は高く(利益小)、また、ボラティリティが低い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。

現在のボラティリティは高いが、これから下がって来て何も起こらないというのが理想です。円高円安どちらに大きく動いても失敗になるため、ラダー型よりも利益は大きくなります。

例2)現在の為替レート105円・レンジの範囲104円~106円で範囲外(アウト)でエントリーする場合

為替の動きが大きく、判定時刻に円安か円高かは分からないが104円~106円の範囲を超えて大きく動くと思う時です。判定時刻限定なので判定時刻に向けて円安トレンドか円高トレンドが発生すると思う時です。

アウトオブザマネーなので単価は安く(利益大)、また、ボラティリティが高い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。

理想を言えば、ボラティリティはこれから上がって来そうだが、今は低いというタイミングが良いです。円高円安どちらに大きく動いても成功になるため、ラダー型よりも利益は小さくなります。

エントリー時の状況と利益の関係

現在レート(例105円) レンジ(例104円~106円)の範囲内(イン) レンジ(例104円~106円)の範囲外(アウト)
レンジの幅 拡大(103円~107円) 利益小 利益大
良い見通し トレンドなし 円安トレンドか円高トレンドが発生
状況・利益 インザマネー・利益小 アウトオブザマネー・利益大
ボラティリティの高い状況 成功率小・利益大 成功率高・利益小
ラダー型との比較 成功率小・利益大 成功率高・利益小

タッチ型   判定は判定時ではなく期間中です

ラダー・レンジ・タッチとも取り扱っている会社はFXTFです。

FXTF(FXトレードフィナンシャル)の最新の説明・口座設定はこちら→ FXトレード・フィナンシャル

らくらくFX

  1. 目標レートを決め、約2分~2時間の間に目標レートを一度でも越える(ワンタッチ)か越えない(ノータッチ)かを予想し選び、チケットの枚数(1枚最低100円弱~1,000円弱)を決めて購入(投資資金=最大損失)。
  2. 受付終了若しくはワンタッチするまでは転売・再購入可(価格変動する)。
  3. ワンタッチは一度でも越えたら終了時間を待たずにペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえ、ノータッチは期間中一度も越えなければペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえます。外れれば投資資金が0円(最大損失)になる。

例1)現在の為替レート105円・目標レート106円で買い(ワンタッチ)でエントリーする場合

判定時刻までのどこかのタイミングで106円より大きく円安になると思う時です。どのタイミングでも良いので判定時刻までトレンドが続く必要はありません。

アウトオブザマネーなので単価は安く(利益大)、また、ボラティリティが高い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。また、ワンタッチのタイミングがいつでも良いのでラダー型よりも利益は小さくなります。

ボラティリティが上がって来た時にはワンタッチして取引き終了する事が理想です。

例2)現在の為替レート105円・目標レート106円で売り(ノータッチ)でエントリーする場合

判定時刻まで106円よりも円安にならないと思う時です。円高になると思う時も含みます。

インザマネーなので単価は高く(利益小)、また、ボラティリティが低い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。判定時刻まで一度も目標レートを越えてはいけないため、ラダー型よりも利益は大きくなります。

現在のボラティリティは高いが下がって来て、なおかつ円高トレンドが発生してくれるというのが理想です。

例3)現在の為替レート105円・目標レート104円で売り(ワンタッチ)でエントリーする場合

判定時刻までのどこかのタイミングで104円より大きく円高になると思う時です。どのタイミングでも良いので判定時刻までトレンドが続く必要はありません。

アウトオブザマネーなので単価は安く(利益大)、また、ボラティリティが高い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。また、ワンタッチのタイミングがいつでも良いのでラダー型よりも利益は小さくなります。

ボラティリティが上がって来た時にはワンタッチして取引き終了する事が理想です。

例4)現在の為替レート105円・目標レート104円で買い(ノータッチ)でエントリーする場合

判定時刻まで104円よりも円高にならないと思う時です。円安になると思う時も含みます。

インザマネーなので単価は高く(利益小)、また、ボラティリティが低い時の方が成功率は上がりますが、単価は高くなります。判定時刻まで一度も目標レートを越えてはいけないため、ラダー型よりも利益は大きくなります。

現在のボラティリティは高いが下がって来て、なおかつ円安トレンドが発生してくれるというのが理想です。

エントリー時の状況と利益の関係

現在レート(例105円) 目標レート(例106円)(ワンタッチ) 目標レート(例106円)(ノータッチ) 目標レート(例104円)(ワンタッチ) 目標レート(例104円)(ノータッチ)
目標レート 例107円 利益大 例107円 利益小 例103円 利益大 例103円 利益小
良い見通し 円安に大きくブレる レンジから円高トレンド 円高に大きくブレる レンジから円安トレンド
状況・利益 アウトオブザマネー・利益大 インザマネー・利益小 アウトオブザマネー・利益大 インザマネー・利益小
ボラティリティの高い状況 成功率高・利益小 成功率小・利益大 成功率高・利益小 成功率小・利益大
ラダー型との比較 成功率高・利益小 成功率小・利益大 成功率高・利益小 成功率小・利益大

オプション価格(時間的価値・ボラティリティなど)について バニラオプションとエキゾチックオプション

バニラオプション

通常の一般的なオプションは①コールの⑴買い⑵売り②プットの⑴買い⑵売りがあります。これをバニラオプションといいます。損益もわかりやすく、次の表のようになります。

バニラオプション コール(原資産を買う権利) コール プット(原資産を売る権利) プット
買い(買う権利の買い) 売り(買う権利の売り) 買い(売る権利の買い) 売り(売る権利の売り)
価格(途中売却) 行使価格以上で実質的価値+時間的価値・行使価格以下で時間的価値 左に同じ 行使価格以下で実質的価値+時間的価値・行使価格以上で時間的価値 左に同じ
損益(判定日) 行使価格以上で値上がり幅に比例して利益確定・行使価格以下で権利消滅 行使価格以上で値上がり幅に比例して損失確定・行使価格以下で権利消滅 行使価格以下で値下がり幅に比例して利益確定・行使価格以上で権利消滅 行使価格以下で値下がり幅に比例して損失確定・行使価格以上で権利消滅
オプション(権利)価格(買付代金) 支払う 貰う 支払う 貰う
まとめ 損失限定、利益無限大 利益限定、損失無限大 損失限定、利益無限大 利益限定、損失無限大

バイナリーオプションと違い、途中売却も判定時刻で受け取る金額も上限無く大きく変動します。

エキゾチックオプション(含むバイナリーオプション)

バニラオプションに対し、バイナリーオプションのような特殊な条件を加えて組成されたオプションをエキゾチックオプションといいます。エキゾチックというと「刺激的なイメージ」がありますが、「風変わりな」という意味だそうです。

バニラオプションとバイナリーオプションの違いは

  • バイナリーオプションはすべて買いオプション(コールの買い・プットの買い)になります
  • 判定日の受取金額は変動でも無限大でもなく固定で1,000円(ペイアウト金額)なので、実質的価値=1,000円
  • ペイアウト金額(1,000円)が決まっているため、途中売買ではインザマネーの時間的価値がマイナスになる
  • ペイアウト金額(1,000円)が決まっているため、途中売買ではアウトオブザマネーの時間的価値の上限は1,000円

バイナリーオプションの時間的価値というものを、もう少し詳しく説明すると、時間が減る毎に値動きの可能性が減っていくため、インザマネー(その時条件を達成している)側のバイナリーオプションは1,000円に近づいて(値上がりして)いき、アウトオブザマネー(その時条件に達していない)側のバイナリーオプションは0円に近づいていきます。

つまり、時間的価値とは変動の可能性を価値にしたものと言えます。なので、変動率(ボラティリティ)が高まると、時間が減っていても一時的に時間的価値は上昇します。

これは「時間の量は減っていても質が上がっている」と思っていただくとわかりやすいでしょうか。

具体的な例でいうと、指標の発表や要人の発言などを控えていると、ボラティリティが高まり、時間的価値は上がります。

このボラティリティの高い低いで価格が動くというのが、実はFXにはないバイナリーの大きな特徴になります。

数%利益を押し上げるためには知っておくとかなり有利になると思います。しかし、バイナリーオプションは判定時刻までの時間が最長2時間と短い事、利益が無限大ではない事などから、影響はかなり限られているのでそれほど神経質になる必要はないかと思います。

参考までに、株式のオプションは期間が数週間あり、買い(売り)の益金(損金)は無限大ですので、ボラティリティの影響は甚大です。

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