為替とFX

為替とFX(4)FXの記事を分かりやすくするための用語集

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為替・FXに関する用語の中で誤解されやすい用語や、聞き慣れない用語をまとめました。まとめたというほどないんですけど・・・・

あくまでこのブログを読みやすくする目的で、なるべく短い文章でざっくりと説明していきますので、詳しく或いは正確に知りたい方はウィキペディアや広辞苑などをご覧下さい。

「あいうえお」順で少しづつ書き足していくつもりです。

関連ページ

債券関係の記事を読み易くするための簡単な用語集

信用取引の用語一覧

あ行
インターバンク(銀行間取引き)市場

金融機関同士が大口で為替の取引きをする市場。大口の取引きが出来ても金融機関以外は参加出来ません。このインターバンク市場の外国為替の部門がFXでいうところのインターバンク市場です。FX業者のカバー先がここで取引きしています。

MT4

メタトレーダー4と読みます。ロシアで開発されたものすごくカスタマイズの自由度の高い高性能なチャートソフトです。自動売買のプログラムなども組み込めます。マックではそのままでは使えません。日本ではあまり使われていませんが世界中で使われています。使いこなすにはチャート分析とプログラミングの知識が必要です。

オーバーナイト

建て玉(ポジション)を持ったまま翌日を迎えること。FXは24時間取引きなので、ニューヨークの時間が基準になります。ニューヨークの17:00(日本時間07:00)を越えるとオーバーナイトです。サマータイムではニューヨーク16:00(日本時間06:00)です。夜中に発表される指標などで利益を伸ばせると思った時に取るポジションです。

オシレーター系

トレンドラインを中心にその振れ幅をはかる分析手法です。代表的なもので、移動平均乖離率・MACD・エリオット・RSI・DMI・ストキャスティクス・モメンタムなどがあります。

か行
カバー先

FX業者に為替レートを提示している金融機関。インターバンク市場とFX業者をつなぐ金融機関と言っても良いです。

逆張り⇔順張り

為替の動きはチャート上でいうと、上昇→(上昇から下降に)転換→下降→(下降から上昇に)転換→上昇を繰り返します。逆張りはこの転換点を予測して、もうすぐ上昇あるいは下降が終わるだろうという時に建てて転換した後のトレンドを大きく取ろうとする取引きです。比較的に中長期の売買で使われやすいです。読むのが難しい転換点を読み間違えるというリスクはありますが、一番安いところを買えるかも知れないメリットがあります。

ギリシャ指標(グリークス)

オプション価格の変動を分析するのに使う指標で、デルタ(=プレミアムの変化額/原資産価格の変化額)、ガンマ(=デルタの変動幅/原資産価格の変化額)、ベガ(=プレミアムの変化額/原資産のボラティリティの変化幅)、セータ(1日ごとに失われる時間的価値)、他にも、ロー、ラムダ、アルファ、ボマ、パンナなどがある。ギリシャ文字の呼び名なのでギリシャ指標といいます。FXではバイナリーに関係がありますが、バイナリーは時間が非常に短いため、もし使うとしてもデルタくらいです。

金融庁の登録

FXは外国為替証拠金取引になるため金融庁の登録が必要です。金融庁が金融業者に与えるライセンスは厳しい順に、免許・許可・承認→認可→登録→届出です。

クロス取引き(為替)

例えば豪ドル/NZドルなどのそれほど流通量の多くない通貨どおしの取引きでは豪ドル⇔NZドル(ストレート取引き)とするよりも豪ドル⇔米ドル⇔NZドル(クロス取引き)と間に基軸通貨である米ドルを挟んだ方がスムーズに低コストで出来る場合があります。前者をストレート取引き、後者をクロス取引きと言います。

計算式

証拠金維持率=(証拠金-評価損)/必要証拠金×100

購買力平価

購買力平価には絶対的購買力平価と相対的購買力平価があります。また、消費者側の購買力平価と製造業側の購買力平価があります。物の価格を基準にして、適正な為替レートを算出しようというものです。例えばボールペンが1本アメリカで1ドル、日本で110円ならば1ドル=110円が適正と言うことですね。これをボールペンではなく物価指数で算出します。この方式で出したのが絶対的購買力平価、物価の上昇率に着目したのが相対的購買力平価です。また、消費者側の価格で見るのが消費者側の購買力平価、製造原価で見るのが製造業側の購買力平価です。私の主観では、製造業側の絶対的購買力平価に2国間の政治力の差と思惑を考慮するとしっくり来るような気がします。

さ行
サーバー

共用サーバー・専用サーバー・クラウドサーバー・VPSなどがあります。簡単に言ってしまうとメチャクチャ大量のハードディスクが付いたパソコンだと思って下さい。どのパソコンやスマホからでもアクセス出来るものを思い浮かべて下さい。例えば、クラウドとか、ホームページ、オンラインゲーム、FXのサイトもそうですね。そういったものを収めてあるハードディスクです。

材料

FXならば為替を動かす要因の事を言います。

システム障害

サーバーやシステムに何らかの問題が起こり、最悪システムがダウンしてしまう事です。オンラインを活用する商売ならばどこにでも起こり得る事ですが、秒単位で取引きし損益に直結し、さらに、システムダウンしてしまうとほぼ何も出来ないFXでは、影響は深刻です。

システムトレード

略してシストレと言います。ロジックを設定すると、その設定に従って自動で売買してくれるシステムです。リピート型・ストラテジー選択型・ストラテジー設定型があります。(それぞれの項目で説明)

主要通貨

主要に取引きされる通貨で国際決済通貨と豪ドルやNZドル当たりを指すことが多いです。国際決済通貨とは、国際的に信用があり流動性の高い通貨を言います。米ドル・ユーロ・円・ポンドなどは国際決済通貨になり、その他どこまでが国際決済通貨かは明確な定義はないようです。米ドルは特に基軸通貨と呼ばれています。基軸通貨をキーカレンシー、国際決済通貨をハードカレンシー、それ以外をソフトカレンシーと呼びます。

順張り⇔逆張り

為替の動きはチャート上でいうと、上昇→(上昇から下降に)転換→下降→(下降から上昇に)転換→上昇を繰り返します。順張りはこの転換を挟まずに、上昇中あるいは下降中に建てて決済するまで終わらせる取引きです。言い方を変えると建ててから決済までの間に転換点がないと予測して建てます。比較的に短期売買で使われやすいです。高いところを買ってしまうかも知れないリスクはありますが、読むのが難しい転換点を読まなくて良いというメリットがあります。

証拠金

FXは差金決済ですので買い付ける時に代金は払いません。決済の時に損益の決済をします。損金が出た時に決済出来るように差し入れて置くのが証拠金です。

証拠金維持率

「評価損も含めて必要な証拠金の何%を預けているか」と言うものです。これが0%を下回ると証拠金だけでは足りないほど損金が出ていると言うことです。強制ロスカットは証拠金維持率100%か50%に設定している業者が多いです。

証拠金維持率=(証拠金-評価損)/必要証拠金×100

情報ソース
情報ソース
fx wave(FXウェブ) DZHフィナンシャルリサーチ社提供。為替に関する記事を24時間リアルタイムで配信。
klug news(クルーク ニュース) 為替に関する記事を24時間リアルタイムで配信。
gulobal-info24(グローバルインフォ24) 株)グローバルインフォ提供。為替に関する記事を24時間リアルタイムで配信。
market win(マーケットウィン) 株)ジャパンエコノミックパルス提供。為替に関する記事を24時間リアルタイムで配信。
ダウ・ジョーンズ NYダウ平均やウォールストリートジャーナルの発行会社。
フィスコ 日本の独立系金融情報配信会社。
トムソン・ロイター カナダのトムソンがイギリスのロイターを買収し現在NYに本社を置く情報企業。
情報商材

価値のある情報が商品として有料で販売されているものです。ただ、物が情報ですので事前確認は難しです。優良な情報にお金を出すという考え方は正しいと思いますが、一方で詐欺まがいの物も多いのも事実です。難しいですね。

スイングトレード

本来は数日から10日程度の短期売買を指します。しかし、実際には数日から数か月まで人によって使い方はまちまちのようです。数か月ですと中期売買になりますね。文脈から読み取りましょう。

スキャルピング

FXの超短期取引きで数秒~数十秒で決済する取引きです。システムへの負担が大きいので禁止している業者もあります。

ストラテジー

日本語で投資戦略と言う意味です。色々なテクニカル指標やファンダメンタルズを組み合わせて作ります。シストレに使う場合は、プログラムを組むので数字に置き換えられるものでないと使えません。ファンダメンタルズを数字に置き換えるのは、AI(人工知能)が関わって来るので金融工学最先端の分野です。シストレに使われるストラテジーは、ほぼテクニカル指標と資金管理などの組み合わせかと思います。

ストラテジー設定型

ストラテジーを自分で設定出来るタイプです。設定出来る幅や、プログラミングの知識が必要か必要ないかなどは各社のシストレによって大きく違います。

ストラテジー選択型

すでに偉い人や凄い人が作ったストラテジーを選ぶだけでスタート出来ます。各社のシストレにはストラテジーが何百何千と登録されています。優秀なストラテジーが揃っている事も大切ですが、検索機能の優劣は重要なポイントです。

ストリーミング注文

FXの発注方法の1つです。取引き画面に売り(bit)・買い(askまたはoffer)という発注ボタンがあり、現在の取引き価格が表示されています。その表示価格通りに約定させたい時に使う発注方法です。価格が動いてしまうと約定出来ない事もままあります。ただ、許容出来るスリッページの範囲も指定でき、約定率を上げる事も出来ます。1度やってみればすぐに理解出来ますので、あまり気にしなくて良いですよ。

スプレッド

売り(bit)レートと買い(askまたはoffer)レートの差。短期売買になればなるほど重要になってきます。逆にスワップ狙いなどの長期売買ではほとんど影響はありません。

スリッページ

注文する時に表示されている価格と約定価格の差。短期売買になればなるほど重要になってきます。逆にスワップ狙いなどの長期売買ではほとんど影響はありません。

スワップポイント 買いスワップ 売りスワップ

通貨ペアの2つの通貨の金利差の調整額です。円は非常に金利が低い(2019/12/06現在)のでほぼ、買いスワップでスワップポイントが貰え、売りスワップでスワップポイントを払います。スワップポイントはFX業者によって結構違います。日をまたいだ時に発生するのでデイトレードやスキャルピングでは直接の影響はありません。

円の1/100です。100銭で1円。スプレッド0.2銭て塵のようですね。

た行
打診買い

昔使われていた意味合いと現在使われている意味合いが、少し変わってきている用語だと思います。昔使われていた意味では、大きな資金を運用する法人などが、自分の買いに市場がどのように反応するのか見るために試しに買ってみる事でした。現在の意味は、時間分散の一環で、投資はいつが一番のタイミングか終わってみなければわからないため、少し早いタイミングで少し買ってみる事を言います。

通貨ペア

売買する2通貨の組合せです。円と主要通貨の組合せも人気ですが、米ドルと主要通貨の組合せも人気です。

追加証拠金(追証)

1日の取引き終了時点(判定時刻は業者によって違います。)で、証拠金維持率が100%を割り込んでいた場合に発生し、決められた日時(業者によって違うが大抵は当日中)迄に不足金額(証拠金維持率100%以上まで)を入金しないと強制決済されます。強制ロスカットはロスカット水準を割り込んだら即決済されます。例) 強制ロスカット水準が証拠金維持率50%の場合、50%を割り込んだら即決済(強制ロスカット)ですが、50%を一度も割り込まず70%で取引き終了時点を迎えた場合、決められた日時迄に70%→100%以上にする金額の入金をしないと、50%以上でも強制決済されます。強制ロスカット水準が100%の業者は追証が発生する前に強制ロスカットされますので追証制度はありません。

デイトレード

取引き開始から決済までを当日中、数分~数時間で終わらせる取引き。スキャルピングも広義のデイトレードではあるが、システムへの負担が大きく違うため区別されています。

テクニカル分析

代表的なものだと縦軸が価格、横軸が時間軸、これに取引量などが棒グラフで記されたチャートという為替のグラフがあります。このグラフから何らかの法則性を見出して未来の為替の動きを予想しようというのがテクニカル分析です。その分析から出て来た予想の鍵となりそうなポイントをテクニカル指標と言います。テクニカル分析には大きく分けてトレンド系とオシレーター系があります。トレンドは相場の方向性、オシレーターはトレンドを中心とした振れ幅を分析するものです。ファンダメンタルズと併せて考えないと精度は上がりません。(トレンド系・オシレーター系はそれぞれの項目で)

トレンド系

相場の方向性をはかる分析手法です。代表的なもので、移動平均線・一目均衡表・ボリンジャーバンド・フィボナッチ・グランビル・エンベロープなどがあります。

な行

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は行
VPS(バーチャル プライベート サーバー)

レンタルサーバーの一種です。FXではMT4などのシストレを動かすためにサーバーが必要です。シストレのプログラムをパソコン上で動かしているとパソコンのスイッチを切ったら自動売買が止まってしまいます。なのでシストレをパソコンとは別のサーバー上で動かします。コストや性能などFXに一番適したサーバーがVPSです。

バイナリーオプション

バイナリーオプションは略してバイナリーとも言います。ラダー型・レンジ型・タッチ型の3種類がありFX業者によって扱っているものが違います。それぞれの特徴は、

例) 国内業者で米ドル/円の通貨ペアの場合

ラダー型(最も一般的なバイナリーオプション)

  1. 目標レートを決め、2時間~3時間後の判定時それより円安か円高か予想し選ぶ。
  2. チケットの枚数(1枚最低100円弱~1,000円弱)を決め約定(投資資金=最大損失)。
  3. 判定まで持たなくても途中売却可(価格変動する)。
  4. 判定時、当たればペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえ、外れれば投資資金が0円(最大損失)になる。

レンジ型

1.の部分が、1.レンジ(値幅)を決め、2時間~3時間後の判定時そのレンジの範囲内(イン)か範囲外(アウト)かを予想し選ぶ。2.以降は同じです。

タッチ型

  1. 目標レートを決め、2時間~3時間の間に目標レートを一度でも越える(ワンタッチ)か越えない(ノータッチ)かを予想し選ぶ。
  2. チケットの枚数(1枚最低100円弱~1,000円弱)を決め約定(投資資金=最大損失)。
  3. 判定まで持たなくても途中売却可(価格変動する)。
  4. ワンタッチは一度でも越えたら終了時間を待たずにペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえ、ノータッチは期間中一度も越えなければペイアウト金額(1枚1,000円)がもらえます。外れれば投資資金が0円(最大損失)になる。
ビックマック指数

購買力平価の代替え指数で「購買力平価なんて難しい事を言わなくてもビックマックで比べれば良いじゃないか、ビックマックは世界共通だし~」という指数です。

pips(ピプス)

円ならば1pips=1銭、他通貨ならば1pips=0.0001通貨。

ファンダメンタルズ

一番間違ってはいけない事は、「ファンダメンタル」ではありません。「ファンダメンタルズ」ズがつきます。会話にこの言葉を使う時は、ちょっとおしゃれなことを言っていると思いますので、恥を掻かないようにしましょう(笑) 。因みに単数形と複数形の違いでもありません。知ったかぶるとここで恥を掻きます(多分バレないけど)。形容詞(ファンダメンタル)と名詞(ファンダメンタルズ)の違いです。

本題です。ファンダメンタルズの意味は「経済の基礎的な条件」といったような意味です。経済状況は移り変わって行くので、テクニカルと違いファンダメンタルズの知識は随時更新が必要です。

米国雇用統計

毎月第1金曜日 日本時間 夏 21:30(4月~10月) 冬 22:30(11月~3月)米国労働省より発表される。失業率と非農業部門雇用者数が特に重要。この雇用統計を受けて、景気対策や金利政策が決まってくるため、非常に重要視されている。前回と比べてよりも事前予想と比べてどうかということが、重要視されることが多い。

ボラティリティ

変動率のこと。

ま行
マイナー通貨

メジャー通貨と呼ばれるのは、米ドル・ユーロ・円・ポンド・スイスフラン・カナダドル・豪ドル・NZドルあたりでしょうか。それ以外の通貨はマイナー通貨と思って良いと思います。

や行
約定力

注文を発注してから約定するまでの速度、スリッページの発生率、約定する率などが優れているかと言うことです。業者のシステムやサーバーの強さやカバー先の数が大きく影響します。

分かりやすい例で言うとパソコンやスマホ、ゲーム機で重い、動かないと感じる事があると思いますが、それが約定力の低い状態です。

ら行
リピート型

シストレの一種です。端折った説明ですが、移動平均線をベースに一定のレンジで売買を繰り返すシステムです。レンジを越えてしまった時に損切りするかしないかは選べます。

リフティングチャージ

銀行が受け取る外貨送金手数料。受取り側の口座にかかるため、顧客と銀行の関係によっては金額が変わります。数千円くらいのイメージです。

レバレッジ

「倍率」と訳すとしっくりきます。

レンジ

「想定できる範囲内の値幅」と訳して問題ないと思います。

ロスカット

損失がある一定水準を超えた場合、或いは戻る見込みがないと判断した場合に決済する事。損切りと同じような意味ですが、損切りのルールを自分なりに決めてやっている場合にこの言葉を使う気がします。「損切りルール」といった感じでしょうか。

FXではロスカットと言うと強制ロスカットを指すことが多く、こちらは自分で決済するのではなくFX業者が決めた水準(証拠金維持率の50%とか100%)を割り込むと即時自動的に決済されてしまう制度です。結果的に顧客の資産を守る事になっていますが、本来はFX業者を守る為の制度です。証拠金維持率が0%を割り込むと証拠金だけでは損金に足りず入金が必要ですが、入金がないとFX業者の立替金になり、放って置いたら損失補填にも成りかねません。踏んだり蹴ったりです。

追証との違いは追加証拠金の項目で説明。

わ行

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次回はFXの取引きについて。上達のコツについてです。「それちょっとキツい」って思えたらごめんなさい。

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投資 上達のコツです。FXだけでなく株式などにも共通する部分が多いかと思います。特に慣れることが必要で、変な癖が付く前にやっておいた方が良さそうなことをピックアップしました。

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今回はFXのリスク後半で、為替変動リスク、流動性リスク、スリッページリスクと約定力、システム障害リスクについての解説です。

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