投資信託

投信(5)投資信託の購入までの流れと注意点

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購入方法と手順  何処で買うのかが重要

投資信託を購入するまでの手順は、

  1. 投資信託を購入したい金融機関で口座開設(口座のない場合)
  2. 特定口座など口座を使えるように整備して、買付け代金などの入金
  3. 投資信託の目論見書などを確認し購入

です。

投資信託は、銀行、証券、ゆうちょ銀行、保険会社、信用金庫や農協など、幅広い金融機関で取り扱っています。

「試しにどんなものか、既に取引のある金融機関で購入してみる」と言うのであれば、それはそれで良いとは思います。投資信託を1つ買って保有しておくのに、何処で買っても大差はないからです。しかし、「これから本格的に始めるかも知れない」というのであれば、まず最初に、購入手数料が安くて、取り扱っている投資信託の種類が豊富な金融機関に口座を開設するべきです。これが1番重要な事な気がします。

投資信託は、買う度に1番手数料の安い金融機関を探す訳ではありません。また、どうしても買いたい投資信託があるのなら別ですが、そうでなければ、全ての投資信託の中から物色する訳でもなく、取引のある金融機関の投資信託の中から、良さそうなものを探し売買する事が多くなります。そのため、「取り扱っている投資信託の種類が豊富」という事も金融機関を選ぶ際の大切な要件の1つです。

そして、2019年12月にネット証券大手のSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券の4社が、購入手数料をすべてノーロード(0円)にすると発表しました。取扱い銘柄数も、SBI証券と楽天証券が2600本前後、松井証券とマネックス証券が1200本前後と豊富に扱っています。

営業担当者の助言が必要ないのならば、ネット証券が最有力候補になると思います。

ところで、営業担当者の肩書きによくあるFPとかFA。ネットで解説している人がたまに持っている証券アナリスト、何の資格でしょう?

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FPとFAと証券アナリストって何の資格?

最初は気軽に買ってみる事が大事。習うより慣れろです。

勿論、真剣に選びます。真剣に選んだ結果、3つの候補が上がったとします。通常であれば、そこからさらに1つに絞り込んで、まとまった資金で買付けます。しかし、このやり方だと買わなかった2つはどんなものか忘れます。値下がりしていたら、良いと思った事さえ忘れるでしょう。投資に関して言えば、人間の記憶は都合の悪い事は忘れます。ホントに忘れます。そして、経験を積んだ後に振り返ってみると、「最初はホントにトンチンカンな事を考えていたなぁ」などと思うものです。これは投資だけではなく、何事も同じですよね。 投資信託は、リスクを抑えた仕組みの上に、少額投資が可能です。経験を積むためには、選ばなかった2つも、1万円でも10万円でも良いので全部買ってみる事をお勧めします。で、半年後、一年後くらいに断捨離します。そうして20本位買った後では、何も買った事のなかった頃には、想像もしなかった知識が幾つもの身に付いていると思います。その知識は、その後の投資生活にずっと役立つと思いますので、早めに身に付けてしまいましょう。

人によってはないとストレス 累投コース

投資信託を購入する際、1つの投資信託に一般コースと累投コースがあります。累投コースとは、分配金を自動的に再投資するコースなのですが、金融機関によっては、取扱いがない場合があります。累投の好きな方は、だいたいどの投資信託も累投で買いたがる傾向があるので、「自分は累投の方が好きっぽい」と思うのならば、累投コースの取扱いの多い金融機関か確認しておいた方が良いかも知れません。

iDeCoは取扱い銘柄数がさらに重要

 

iDeCoを利用したい場合は、面倒でもさらにしっかり金融機関を選ぶ必要があります。iDeCoで買付け出来る投資信託のラインナップは金融機関ごとに結構違います。少ない所では数銘柄、多い所では数十銘柄もあり、iDeCoの中で銘柄の切替えが出来ます。また、買付け出来る投資信託が追加されていっているかも大切です。

長期運用は放りっぱなしになりがちですが、魅力的な銘柄が豊富にあれば、運用への興味も持ち続けやすいと思います。

過去の失敗談  初めてオートバイを買った時のお話

二十歳の頃、初めて自腹でウン十万円の買い物をしました。オートバイです♪

ギリギリまで値引きして販売しているお店もあれば、あまり値引きしていないお店もありました。あまり値引きしていないお店の言い分は、たいてい「うちはアフターサービスに力をいれているから♪」でした。

しかし! 値引きを頑張れないお店は、アフターサービスも頑張れないのです。一事が万事と言う奴です。(違うというお店の方 ごめんなさい)

今の時代、何処かが手数料の引下げを始めれば、否応なくどの証券会社も手数料は下がって来るでしょう。1番値引きをする会社が1番良い会社だとは思っていませんが、前向きに対応する会社と、仕方なく対応する会社。話題性のないサービスも安心して、「ちゃんとやってくれているんだろう」と思える会社と取引きしたいですね。

 

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投信(6)投資信託の種類と特徴の一覧 ダイジェスト

投資信託には様々な種類があり、組み入れられている資産や運用方法によって、特徴が大きく違って来ます。一覧にしてみました。

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投信(4)投資信託のデメリットと対処方法

投資信託は、リスク管理の代償に、個別銘柄投資よりも多くの小さなコストやデメリットが加わります。また、投資信託が儲からない理由の中には、実は投資家の責任ではないかと思える事もあり、改善出来るのではないかと思います。

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