投資信託

投信(2)投資信託の5つの魅力とメリット

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投資信託は、全体的なリスク管理がしっかりされており、投資初心者でも安心して投資出来るメリットがあります。一方で、投資に慣れている方には、リターンに関して物足りない部分があるかも知れません。

投資信託の魅力やメリットは、大きなもので5つあります

  1. 高い透明性
  2. 豊富な投資先
  3. 専門家による運用
  4. 分散投資される
  5. 少額投資が可能

1. 高い透明性 詐欺の心配をしなくて良い

もし、ネットや広告で「◯◯の専門家が、あなたのお金を増やすために運用します。ぜひ、お金をお預け下さい。」などという文言があったら、めちゃくちゃ怪しいですよね。詐欺の臭いがプンプンします。これに簡単に大金を預けられる人は、滅多にいないと思います。大人に聞いたら、ほとんどの大人は何も見ずに「止めときなさい!」と答えるでしょう。私もそう答えるでしょう。若しくは、「がんばって♪」・・・と。信頼出来る仲の良い金融機関の社員が言って来ても、一任勘定取引で法的にアウトです。しかし、投資信託には、それが許されています。

なぜ許されているのか?運用担当者の高い専門的な知識や、しっかりとしたお金の管理、事前に事細かく設定された条件での運用など、許されるだけの準備が整っているからです。

「詐欺の心配をせずに、知らない専門家に運用を任せられる。」。投資信託の大きなメリットです。

2. 豊富な投資先 様々な対象商品やテーマの投資信託があります

投資対象商品では、日本株や、米国株、ブラジル株、世界の株、米国債券、海外の社債、不動産、コモディティ等々。テーマでは、エネルギー関連やハイテク株、コロナ関連等々。本当に様々な商品やテーマを網羅しています。少しマニアックなものを探すとなると見付けづらかったりしますが、主要なテーマであればほぼ揃っていると思われます。

単品投資ではなく、バランスの良い資産配分での運用をしようと考えた時には、この豊富な投資先は少額投資と相まって、非常に大きなメリットになります。

3. 専門家による運用 良い運用はずっと続く?

通常、投資をする時には、全体的な相場環境→業種やテーマの相場環境→個別銘柄と見ていき、1つの銘柄に行き着きます。特に、業種やテーマから個別銘柄を絞る のが、1番勉強を必要とし、難しい所ではないでしょうか。しかし投資信託ならば、「株価は全体的に良さそうだ」とか「コロナ関連の銘柄って良さそう」などという所まで自分で選べれば、後は専門家がやってくれます。

専門家・・・どのくらい詳しいのでしょう。一般に投資信託の運用担当者は、ファンドマネージャーなどとも呼ばれ、証券アナリスト資格を持っています。

証券アナリストとは、企業の決算発表や財務諸表を分析し、適正な株価をはじき出したり、経済指標を分析したり、チャートを分析したり、ポートフォリオを組んだりする人たちです。

どのくらいすごいのかなぁと思う人は、本屋さんなどで、証券アナリストの試験問題などをペラペラっとめくって見てください。それがわかる人たちです。

身近な所では、アナリストレポートを書いている人や、証券会社のセミナー資料を書いている人たちです。一言で言うとめっちゃ詳しい人たちです。

アナリストは、レポートを書くためや投信のポートフォリオを組むために、企業を訪問してお話を聞きます。我々では会えないような企業の重役に会ってお話が聞けます。名の知れたアナリストであれば、社長や専務など、より会社の中枢に近い相手から取材する事が出来ます。そういう人たちがチームを作って、投資信託を運用しています。

良い経営者や良い経営陣が揃っている会社は、回復不能なアクシデントや環境の変化がない限り、ずっと良い経営が続くと考えられます。しかし、株価はそういう将来性も折り込んでいきますので、ずっと良い経営が続いていても、ずっと株価が右肩上がりという訳には行きません。

しかし、良い運用担当者の運用する投資信託は、一時的に悪い時期があったとしても、良い運用が続くと考えられます。組み入れている銘柄に回復不能なアクシデントや環境の変化があれば、或いは、株価が将来の好材料まで折り込んでいると思えれば、銘柄を入れ替えて対応出来るからです。

ただ、運用担当者の運が良かったのか実力があったのか?環境が良かっただけなのか?判断は難しいところです。

4. 分散投資 自分ですると「したら終わり」じゃないんです

投資信託の1番知られているメリットではないでしょうか。投資信託は、そのファンドのテーマに沿って数十銘柄から数百銘柄に分散投資されます。

分散投資とは、投資対象(銘柄)や投資機会(時間)をいくつかに分けて、1つ1つの投資の価格変動リスクを低減させる事です。

「コロナ関連の銘柄って良さそう」などと思っても、自分で分散投資しようと思うと、個別銘柄を選ぶ知識が必要になります。そして、投資したらそれで終わりではなく、個別銘柄の動向を管理していかなければなりません。投資信託は、分散投資するだけではなく、分散投資した後に掛かる手間も省いてくれます。

分散投資は破綻や事故などの、個別銘柄に掛かるリスクに強い投資手法になります。特に、ハイイールド債券や、新興国の株式やベンチャー企業など、信用リスクの高い投資には有効で、投資信託で投資するメリットは大きいと思います。

5. 少額投資が可能 少額投資をしない人にも関係します

投資信託の最大のメリットではないでしょうか。少額投資する予定はないから関係ない? いいえ、少額で投資する予定のない人にも関係します。分散投資って、意外とお金が掛かるんです。

例えば、「コロナ関連の銘柄って良さそう」などと思っても、個別銘柄で分散投資しようと思えば、それなりの資金が必要になります。銘柄毎の資金配分なども考えたら、数銘柄に投資しただけで、最低金額で投資しても100万円を超えてしまうかも知れません。ましてや、同じ位の金額をスマホ関連に、3倍位の金額でオリンピック関連を、10倍の金額を外国債券に、さらに複数回に分けて買付けよう、などと考えていたら簡単に数百万円、数千万円の金額になってしまいます。

投資信託は、1口 100円とか1万円から投資出来るため、総額数十万円という少額でも、自分のポートフォリ オを組む事が出来てしまいます。

個人型確定拠出年金(iDeCo)とNISA  ドルコスト平均法の威力

個人型確定拠出年金(iDeCo)などの税制面で優遇のある制度にも投資信託は使われています。この制度と投資信託は相性が好く、積極的に使っていただきたい制度です。

iDeCoは月額5000円以上68000円(上限は人による)以下の金額を積立て、運用し、60才以降に受け取る制度です。拠出時には全額所得控除、運用時には利息や値上がり益は非課税、受取時にも所得控除の対象になるなどの強力な税制優遇措置があります。運用は、選んだ金融会社によって違いますが、それぞれ幾つかの投資信託が用意されており、その投資信託の間でスイッチングや積立ての比率の変更などができます。注意点としては、60才以前には、積立て金を引き出す事ができません。

似たような(全く違う)制度にNISAというものがあります。NISAは、通常のNISAと積立てNISAがあり、どちらか一方しか選択出来ません。積立てNISAは投資信託と相性が良いと思いますが、どちらか一方ならば、通常のNISAを株式で使った方が良さそうです。

積立てNISAは、積立てで元金年間40万円まで投資でき、20年間非課税で保有出来ます。

通常のNISAは元金120万円に対して、5年間の内に売却し値上がりした分が丸々非課税になります。保有期間は5年でも1ヵ月でも関係なく、値上がりした額が大きいほどメリットがあります。通常のNISAは値動きの荒い商品ほどメリットも大きいので、値動きを抑えて安全性を高める投資信託よりも、ここ一番の株式で使うべきかと思います。

ドルコスト平均法とは

相場により変動する商品を、長期間積立てする際、ドルコスト平均法は必須と言えるほど強力な手法です。生半可な相場勘では太刀打ち出来ません。考え方は単純で、等金額投資です。

次表のような場合、

1回目 2回目 3回目 4回目 平均単価
単価 12 10 7 11
等金額投資 金額 10000 10000 10000 10000 9.59
口数 833 1000 1428 909
等数量投資 金額 12000 10000 7000 11000 10
口数 1000 1000 1000 1000

等金額投資では、単価の安い時に数量を多目に買う事になり、単価の高い時には買付け数量が少な目になります。結果、買付け平均単価は下がります。

等数量投資では、高い時も安い時も同数量を買付けるため、平均通りの買付け単価になります。

これが、日経平均株価のように10年20年30年と、半分になったり倍になったりを繰り返すと、とんでもない差になってきます。

しかし、通常の株式では、安い株でも1単位が数万円するため、例えば7万円~15万円で推移していたとすると、毎月100万円位積立てないと等金額投資に近い事は出来ません。その点、投資信託は少額投資ができ、値動きも長期間にはそこそこ大きいため、等金額投資(ドルコスト平均法)をするメリットがあります。

投資信託の他には、FXや自社株の持株会なども等金額投資のメリットがあります。

投資信託は、対象資産によって性格が全く違います。それぞれの資産や形態のメリット・デメリットについては、それぞれの投資信託の章でいづれ説明したいと思います。

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