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他金融(1)コモディティETF・CFD・商品先物取引の比較

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商品(コモディティ)市場への投資の方法

商品(コモディティ)とは、原油や金、牛肉などの、商品取引所で取引される商品の事を言います。

株式を一生懸命やっていると、「原油を直接買う事が出来ないかな。」とか、「貴金属は上がるんじゃないか?」「穀物が空売り出来たらなぁ。」等と、「商品を直接売買出来たら良いのに。」と思う事がままあります。

以前は、その商品に相関性の高い株式の銘柄を売買するか、勇気を振り絞って商品先物取引業者に口座を開き、商品先物取引をするしかありませんでした。

しかし、相関性が高いと言っても、株式と商品そのものでは値動きは違います。

また、株式の信用取引は、昔は今よりもずっと敷居の高い取引だったのですが、その信用取引をしている人からしても、商品先物取引は「恐ろしげ」なものでした。

今は法令も整備されてきており、商品先物取引も昔よりはだいぶ使いやすくなっていますが、ハイリスクな商品である事には変わりはありません。

現在は、商品先物取引以外にも、コモディティ投信(ETC)やCFD(差金決済取引)などの方法で商品市場への投資が出来ます。

 

それぞれの商品の簡単な説明

説明内容は、金融商品の内容、取扱い金融機関、取引金額、税金などです。

 

上場投信 コモディティETF (ETC)は、証券会社で買えて特定口座も使えます。

上場していて、株式のように売買出来る投資信託をETFと言います。コモディティETFは、商品(コモディティ)や商品指数に連動するETFでコモディティ投信とかETCとも言います。

ここでのお話は、国内市場に上場しているコモディティETFのお話しです。外国籍の東証外国部に上場しているETFは含みますが、海外市場に上場している海外ETFは含みません。

株式やETFと同様に証券会社の口座で取引出来ます。

取引金額は、数千円~数万円です。金何グラムとかではなく受益証券1単位の価格です。

売りから入りたい場合やレバレッジを効かせたい場合は、信用取引を使う事になります。

利益は株式などと同じ譲渡所得で、20.315%の申告分離課税です。特定口座が使えるのも、CFDや商品先物取引にはない大きなメリットです。

上場投信 コモディティETFで商品市況に投資

 

CFD(差金決済取引)は、使いやすいのですが特定口座が使えません。

CFD(差金決済取引)は、証拠金を預けて売買を行う取引で、有価証券の受渡しを行わない取引です。

証拠金のレバレッジは、法令では20倍以下となっていて、買建てからも売建てからもエントリー出来ます。

金融機関により最低金額はまちまちで、数千円~数十万円で取引き出来ます。

CFDの為替を対象にしたものがFXで、為替以外を対象にしたものをCFDと呼びます。CFDはコモディティ以外にも株価指数や債券などを対象にしたものもあります。

CFDは、取引所CFDと店頭CFDがあり、コモディティは店頭CFDになります。

取扱い金融機関は、ネット証券やFX業者などですが、会社によって取扱い銘柄は違い、CFDは取り扱っていてもコモディティCFDは取り扱っていない会社もあります。CFDで有名な証券会社では、IG証券などが有名です。

利益は、オプション・先物取引などと同じで雑所得となり、20.315%の申告分離課税です。特定口座は使用できないため、自身で確定申告する必要があります。

CFD(差金決済取引)はFXと兄弟分

 

商品先物取引は何かとハードルが高いです。

制度やリスクなどは、株式の日経225先物取引等とそれほど違いはありません。

先物取引は、何ヵ月か後の決められた期日(例:「3月第2週の金曜日」など)に決済する事を約束した取引で、取引所取引になります。

担保として差し入れた証拠金の10~30倍の金額を売買出来ます。倍率はその時々の価格やボラティリティ等を考慮して決められます。

買建てからも売建てからもエントリー出来、期日前でも反対売買する事で決済する事が出来ます。

取扱い金融機関は、北辰物産、フジトミなど、株式やFXではあまり馴染みのない業者が並びます。メジャーな所では、楽天証券も商品先物取引を扱っています。

商品先物取引の銘柄は、業者により取り扱っていない銘柄もあります。

取引金額は、金を例にとると、通常の先物取引で金1000グラム単位、1グラム6500円とすると約650万円です。金の場合はミニもあるので、ミニならば100グラム単位で約65万円です。

利益は、CFDなどと同じで雑所得となり、20.315%の申告分離課税です。特定口座は使用できないため、自身で確定申告する必要があります。

商品先物取引については詳しくはこちら(一部重複しています)

 

コモディティ投信・CFD・商品先物取引の比較表

簡単な比較表です。

コモディティ投信 CFD 商品先物取引
取扱い金融機関
株式を扱っている証券会社。 ネット証券やFX業者。 商品先物取引を扱う業者。
最低金額(証拠金ではなく、最低数量の概算金額)(例:金)
取引所取引なのでどの証券会社も同じ。数千円~数万円。 店頭取引なので証券会社によって違う。数千円~数十万円。金の単位はトロイオンス。 取引所取引なのでどの業者も同じ。金先物約650万円(1000グラム)、金先物ミニ約65万円(100グラム)。
レバレッジ
なし。信用取引を使えば担保の約3.3倍まで。 20倍以下。 10~30倍。
売建て
信用取引を使えば出来る。 出来る。 出来る。
期日
ない。信用取引にはあるものもある。 ない。あるものもある。 ある。
税制面
譲渡所得として20.315%の申告分離課税。特定口座 ◯。 雑所得として20.315%の申告分離課税。特定口座 ×。 雑所得として20.315%の申告分離課税。特定口座 ×。

株式や投資信託をしている人がコモディティに投資しようと思った場合は、株式や投資信託を取引している証券会社の口座でそのまま取引出来て、特定口座も使えるコモディティETFが、手軽さで大きくリードしていると思います。

FXをしている人の場合は、FXと同様の取引制度のCFDが理解しやすいと思います。

次回は、CFD(差金決済取引)についてです。

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