前ページ 投信(11)資産複合(バランス)型投信のメリットはリバランス!
投資をする際、投資家は色々な事をしなければなりません。金融商品や相場の勉強。投資対象の選択。分散投資と管理。やる事はいっぱいです。投資信託は、その手助けをしてくれる商品で、投資信託を使う事によって色々な手間を省く事が出来ます。
目次
スポット型投信の現状
新規設定時の募集期間中にのみ購入出来、運用期間中に追加募集されない投資信託を、単位型投信といいます。この内、旬なテーマなどで、タイミングを見てスポット的に設定される投資信託をスポット型投信といいます。追加型(オープン)投信より短めの期間で設定されます。しかし最近は、殆ど設定されていないようです。
単位型投信には他に、同じ条件の投資信託を、毎月設定する定時定型投信というものもあります。昔の証券会社の主力商品ですね。今はスポット型投信以上に設定されていません。
旬なテーマといえば、最近ではコロナ禍をテーマにした投資信託が、何本か設定されています。コロナ禍のような、旬を過ぎれば需要の無さそうなテーマの場合、まさにスポット型投信の出番なのですが、今回は追加型投信で設定されています。3~5年で償還になる追加型投信が設定されるようになると、スポット型投信の出番は今後はあまりないのかも知れません。
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次回は、株式型投信です。
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投信(13)国内株式投信の長所短所・株式との比較
国内株式投信の組み合わせは多岐に渡ります。これは、「たくさんから選べてよかったね♪」と喜んでばかりもいられない話で、欲しい投資信託を検索するのが非常に難しくなってしまっています。
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投信(11)資産複合(バランス)型投信のメリットはリバランス!
資産構成を決めて投資する事は、何も投資信託を使わなくても自分で出来ます。自由がきく分、その方が良いのかも知れません。しかし、投資信託は、個人では色々面倒だったり、難しかったりするリバランスをしてくれます。
別ページに掲載している、単位(スポット)型投信の簡単な紹介文も貼り付けておきます。
単位型投信(スポット型)
特徴
設定した時しか購入出来ない投資信託。期間は2年~5年位のものが多い。クローズド期間と言って、解約出来ない期間が設定されていたり、全期間クローズドで途中換金不可のものもある。
メリット
直接の顧客のメリットではないが、買付けや解約を制限する事で運用が計画的にやり易くなる。「今このタイミング」という設定内容のものが作れる。
デメリット
運用を見てから買付け、或いは、追加で買付けという事が出来ない。クローズド期間中は換金出来ない。
選別のポイント
旬で魅力的なテーマの投資信託があるが、一方で、追加購入や途中換金が出来ず、購入金額の目安が建てづらい面がある。クローズド期間にもよるが、慣れるまでは、少なめの投資額で、慣れるために数多く手を出していく事をお勧めします。