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投信(20)不動産投信ファンドと不動産投信との違い

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既に分散投資されているREITをさらに分散する。一見、運用コストがかかるだけのように思えますが、結構大きなメリットもあります。

不動産投信(REIT)ファンドとは?

複数の不動産投信(REIT)に投資する投資信託です。不動産投信(REIT)と比べて、少額投資、毎月分配が選べる、海外REITに投資出来るなどのメリットがあります。

少額投資出来る事で、積立て投資の際には欠かせない存在となります。また、毎月のお小遣いを少し増やしたい時には、毎月分配はすごく便利です。

一方、デメリットとして、信託報酬などの投資信託としてのコストが掛かる事があります。また、J-REITのように、オフィスビルや商業施設などと、細かく投資対象を選べない点もあげられます。

また、国内REITへの投資は、少額投資や毎月分配などのニーズがなければ J-REITで足りてしまうため、国内では購入出来ない海外REITを投資対象としたREITファンドが人気の上位を占めています。

不動産投信(REIT)ファンドのメリット

REITに比べて少額投資出来ます

数万円~数十万円で投資出来るJ-REITは、単発で投資するには十分少額ですが、積立て投資を考えた時には、少し額が大き過ぎます。積立て程ではありませんが分散投資を考えた時にも同様です。

REITファンドは、証券会社によりますが、最小単位が100円から10,000円位から投資出来ます。

毎月分配が選べます

REITファンドには毎月分配型があります。毎月分配金が欲しい時に、REITのように自分で毎月分配金を貰えるように銘柄を組み合わせる必要はありません。

海外REITは、直接は購入出来ません

REIT市場は、米国が1番大きく100兆円程の規模があります。その他にも、豪州やイギリスなども数兆円規模の市場があります。

不動産を、国内と海外に分散投資出来たら非常に良いと思うのですが、残念ながら海外REITそのものは日本では購入出来ません。しかし、ファンドでしたら、海外REITを組み入れたファンドが購入出来ます。

現在、日本で海外REITを購入する方法は、海外REITファンドか海外REIT ETFになります。

不動産投信(REIT)ファンドのデメリット

信託報酬などの運用コストがかかる

REITは、もともと不動産投資法人が手数料を取り、複数の不動産を選んで購入し、運用しています。

REITファンドは、ファンドとして更に複数の不動産投資法人を選んで運用するのだから、そこに運用コストが掛かるのはわかります。わかりますが、既に分散投資されているものを、更に分散投資するからと言われても、何となく払いたくないです。

REITを直接購入して済むのであればそうするのですが、REITファンドでしか出来ないメリットがあります。

分散投資 そもそもJ-REITは62銘柄しかない

投資信託は分散投資をするのですが、J-REITはそもそも62銘柄しかないため、J-REITファンドはどれも似たような銘柄に投資する事になります。

J-REITには、オフィスビルや商業施設などの特徴があるのですが、J-REITファンドには、投資対象の差があまりありません。

分配金のちょっとした注意点

REITは運用成績以上に分配金を出せません。しかし、REITファンドは分配金の調整が出来、利益以上に分配金を出せてしまいます。利益以上に分配金を出すと、当然、元金が減って行きます。それを承知で購入するのなら良いのですが、ファンドの良し悪しを分配金の多寡で判断するのはやめましょう。

まとめ  REITとREITファンド どっちがいい?

似たような商品ですが、それぞれの使い道は、わりとはっきりとしている気がします。

海外REITに投資したい人と、積立て投資に使いたい人は不動産投信(REIT)ファンドです。

 

ここからは、国内REITのお話になります。

株式や債券、外貨などとの分散投資に使う場合、少額であったり、REITの中でさらに分散する予定のない人は、リバランスなどを考えると、REITよりも金額の自由が効くREITファンドの方が良いと思います。

しかし、REITの中でも、オフィスビルや商業施設などと分散したいのであれば、J-REITが良いと思います。

どちらでも良いのであれば、オフィスビルや商業施設、住宅などそれぞれの特徴は結構違うため、より細かく対応出来るJ-REITでの運用が良いと思います。

分配金を毎月貰いたい人は、手軽なのは、REITファンドです。しかし、数百万円あって、銘柄の見直しなどを手間と感じない人は、J-REITが良いと思います。

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次回は、海外REITファンドです。

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投信(21)海外REITファンド バランスを取らないと米国+αに

2020年現在、世界のREITの市場規模はざっくりと、世界全体で約150兆円、米国 約100兆円、日本 約15兆円、豪州 約9兆円、英国 約7兆円、ヨーロッパ 約8兆円、シンガポール 約5兆円、その他 約6兆円といった規模です。

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投信(19)不動産投信(REIT)と実物不動産の比較

実物不動産とREITを比べた時、REITには投資金額、流動性の高さ、そして実務面で大きなメリットがあり、実物不動産には利用価値、家族への生命保険代わりなどのメリットがあります。

 

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別ページに掲載している、不動産投信(REIT)ファンドの簡単な紹介文も貼り付けておきます。

不動産投信(REIT)ファンド

特徴

紛らわしのですが、上場投信の不動産投信(REIT)とは違います。複数の上場投信の不動産投信(REIT)に投資する投資信託です。

既に分散投資されている不動産投信に投資するので、一見、運用コストがかかるだけであまりメリットがないように思えるが、積立て投資に向く・毎月分配型がある・海外の不動産投信(REIT)にも投資出来るなどの結構大きなメリットがある。

メリット

不動産投信の良し悪しがわからなくても、専門家が不動産投信を選んでくれる。少額で投資でき、積立てにも向く。毎月分配型がある。海外の不動産投信(REIT)に投資するファンドもある。

株式で、個別銘柄を選ぶよりも投資信託を選ぶ方が少ない知識で出来るように、不動産投信(REIT)を選ぶよりも不動産投信(REIT)ファンドを選ぶ方が少ない知識で出来る。

デメリット

分散投資したものをさらに分散投資するので、投資したいものがはっきりしている人には焦点がぼやけてしまう。信託報酬などの運用コストがかかる。

選別のポイント

運用資産残高の多寡には、必ず理由があるので、良いと思った投資信託の残高が少ない時は理由を考える。逆に毎月分配型の場合、運用の良し悪しよりも分配金の多寡で人気がある場合が多々ある。

 

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