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投資は必要なのか?資産運用の今と昔の違い・投資の練習をしておこう

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投資の楽しいお話をするのであれば、過去の大相場のお話をおもしろおかしくご紹介できたらいいなって思いますけれど、それはいづれご紹介させていただきたいと思います。

今回は、「投資はしたくなくても、しなければならない時代なのではないか」というお話です。嫌なお話ですね。

資産運用  今昔

「自分の老後を想像して」と言われた時に、身近な70代 80代のおじいちゃん おばあちゃんを見て「自分も将来もあんな感じかなぁ」と思うのではないでしょうか。

しかし、貯蓄に関して言うと環境はまったく違います。

1960年代~1990年代前半にかけて、日本の金利は10年国債で概ね5%~8%前後で推移していました。日本国債は国内では最上位の安全資産とされていましたので、同じ10年で国債以外で探せばもっと高い金利が出ていたということですね。

金利は7.7%以上あると複利運用で10年で倍になります。

つまりこの当時、頑張って1,000万円貯めると為替リスクや株などの値下がりリスクを取らなくても、10年後には倍の2,000万円になり、20年後には4,000万円になり30年後には8,000万円になったということです。

この時代のすごい所は、「元本の安全なものでお願いします」と言ってもこの金利が出ているところです。

今の金利では1,000万円は30年後もほぼ1,000万円のままですね。

 

投資の練習をしておこう

しかし、嘆いていても始まりません。

低金利の今、投資を避けて老後の資金を確保する事はなかなかに難しいと思いますので、おっかなくても手を出してみることをお勧めします。

人生が何度もあるならば、「今回の人生は投資に手を出さない」という選択もあるかも知れません。しかし、人生はたったの一回きりです。なるべく早いうちに、投資というものを試してみて欲しいと思います。

でも、「思いっきり行け!」とは言ってないですよ!!ちまちま行きましょう。

この先、「なんとなく今投資したらいいんじゃないかなぁ」と思える時がくると思うんです。

そういうことって、けっこう何年にいっぺんだと思うんですよね。人の一生って何十年しかないのに。

その時に、「よくわからないから」という理由で、「よくわからないからやめておこう」とか「よくわからないけどイチかバチか」という判断をして欲しくないんです。

イチかバチか買ったけど、ちょっと勉強していれば米ドルではなく豪ドルを買ってたのに! とか、株式ではなくオプションを買ってたのに! とか。

その時になって、「口座開設どこがいいんだろう」から勉強していくのでは遅すぎると思うんです。

だれにでも出来る簡単な料理や、だれにでも出来る簡単な作業でも、経験なしにぶっつけ本番でうまく出来る人はほとんどいないと思います。投資についても同じ事がいえます。

ぜひ、準備をし、損してもよい範囲で何度も試してみて、少し勉強しておいていただけたらなぁと思います。

追記  老後の資金

昔勉強した時に覚えた話なので、今は少し常識が変わってきているかも知れませんが、65才からの老後の資金ていくらいるのでしょう。

仮に85才まで生きたとして。実際には何才まで生きるかわからないのでもっと余裕が必要です。85才になってピンピンしているのにお金は使っちゃったって訳にはいきませんからね。

さて、家を持っていたとして毎月いくら必要でしょうか。ズバリッ  人それぞれ、ケースバイケースだそうです。

ただ、医療費や家の修繕費などコミコミで27万円位というのが平均だそうです。家がなければこれに家賃も上乗せされます。

仮に65才~85才まで20年分ですと、27万円×12ヵ月×20年=6,480万円です。余裕をみて95才まで考えると9,720万円です。鼻血が出そうです。

しかし、平均22万円と言われる年金があれば20年で5,280万円、30年で7,920万円もらえるので、差し引いて1,200万円と1,800万円を用意すればいいことになります。

ただ、人それぞれ!年金が1万円違うと20年で240万円、30年で360万円違います。大病を患ったり、海外旅行も行きたいとか、被災して、なんてことまで備えようと思えば億という金額が見えてきます。

そして、年金に関して言えば支給年齢の引き上げや減額を覚悟しておく必要があると思います。

まとめ

色々と怖い話ばかりしてきましたが、「備えておく」と言うはっきりとした強い気持ちを持っておくべきだと思います。それが投資でなくて別の手段でも良いと思いますが、なにもないのであれば間口はひろくとっておくべきだと思います。自分に合う方法が見つかれば幸いです。

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今回は、「資産運用 今昔」でした。次回は、「日本の収益構造の変化」のお話をしたいと思います。

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投資は必要?収益構造は変化し貿易収支から第一次所得収支・サービス収支へ

日本の収益構造を見ると貿易収支から第一次所得収支に黒字が移ってきています。利益がモノ作りから投資収益に移ってきているということでしょうか。

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